青山のスパイラルで5月3日から開催されたSICF23に参加しました。
ご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、一緒に参加された出展者の皆様、協力いただいた皆様、ありがとうございました。
自分で描いた幾何学模様を、かぎ編みで再現するというやり方で作品を作っており、糸を切らずに編む必要があるため、まず一筆書きの図を描き、それから編み方を考えています。
上記のかみなりパターンとヘリンボーンは、透明糸を使用することで、図形を再現しています。見えてほしくない部分に、この糸を黒子の様に使うことを思いつきました。後処理でなく、同時進行で編んでいます。
少し離れると透明糸の部分は見えずらくなります。
機械編みとかぎ編みが同化しているような編地が作りたくて、組み合わせました。
まず機械編みで枠を編み、それからかぎ編みでつなぎ合わせています。
かぎ編み部は平面立体の模様を、こちらも一筆書きで編むことで再現しました。
機械編みとかぎ編みの組織の違いによる凹凸感、手作業による隙、糸の素材感などで独自の編地ができたと思います。
2022 5/11